その日、絵のバケモノに襲われる夢を見た

      2017/04/24

Twitterを見ていたら、絵が上手い人が、10年前の自分の絵を比較するみたいな事をやっていた

画像は勝手に載せれないので簡単に説明しますと、10年前に描いた絵と全く同じテーマ、構図を、今の実力で描くといったもので、一瞬で上達がわかるんですね。小4女子の自由帳みたいだった絵が売られているような絵になっていて、凄かった。

僕は昔から、絵が上手い人に叶わぬ憧れの様なものを抱いていました。

たまたま絵コンテとか描かされた時も、男女がカフェにいるシーンを描きたかっただけなのにゲルニカみたいになってしまって。

「なにこれ? 崩壊した世界?」と罵られ、「口頭なら、文章なら、いくらでも説明出来るのに!」と悔しい思いをしました。なので、自分の脳内をサラッと絵に出来る人がずっと羨ましかった。パンチラ記憶スケッチとかそういう話じゃなくて

 

僕、絵が描けないんです

参考までに、お正月、親戚の女の子に描いたらその子の親に怒られた象の絵です

 

 

上手い下手以前の問題の様な気がしなくもないですが、僕が絵を描かない人生に進む事になった、小学生の時の話をさせてください

 

小学校6年生の、図工の時間。
課題が「校庭で、隣の席の人同士で似顔絵を描く」で、隣の席は、当時好きだったフミちゃんでした。こんなラッキーな学園イベントですが、当時は小6で、「何でお前の絵なんか描かなきゃいけないんだよー」みたいな事を言いながら、心はウキウキのまま、二人で校庭に行きました

 

構図は自由で、校庭で遊んでいる様子を描けばいい授業でした、僕は自分のイラストレベルを顧みず、「一輪車に乗ってるところを描いてやるよ!」と伝えました。フミちゃんが一輪車に乗り、僕が下書きをしました。授業の時間は限られているので、次はフミちゃんが下書きをする番です

「私は、マキヤくんが鉄棒にぶら下がってるところを描くよ!」

なんでだよ。もっとカッコイイシーンを描いてくれよ。そんなことを思いましたが、僕は素直に鉄棒にぶら下がり、フミちゃんが下書きをしました。腕がプルプルして何度も降りた事を覚えています。その日はそんな感じで終わりました。来週、絵の具とかを使って絵にしていくって感じでした。

下書きはお互いに一切見せませんでした。恥ずかしかったからでしょう。二人でお互いの絵を描くって、なんか照れくさくて、不思議なドギマギした感情がありました。

 

そして、絵が完成しました。

「お前から見せろよ」「そっちが先に見せてよ」なんて言い合って、ジャンケンをしました。確か僕が微妙に後出しをした後してないって言い張ったので勝ちました。そして、フミちゃんは恥ずかしそうに、僕に絵を見せてくれました。

小学生の描く絵なんで、そもそも上手くないものなんですが、鉄棒にぶら下がってる様子が上手に描かれてました。顔もなんかまあまあイケメンに描かれてる感じがして、フミちゃんは僕がこう見えているのかと、何か嬉しかったです。

僕が「おー」なんて言って見ていたら、フミちゃんは絵を隠してしまいました。

「次はそっちの番だよ!」

「いやー、俺、ヘタだから」

僕は少し躊躇しました。思ったよりフミちゃんの絵がしっかりしてたので、萎縮してしまったんです。でも男子なんて小6だろうとみんな絵がヘタなもんで、フミちゃんもそれを理解してるんでしょう。

「大丈夫だよ、いいから」

と言ってくれました。僕は少し安心し、フミちゃんに絵を見せました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フミちゃんは泣いていました

 

 

一輪車のサドルだと思うんだけど、なんかパンツ脱いでる人みたいになってた

 

 

スポンサーリンク

 - 日記