英検4級では食っていけなかった

      2017/04/23

5年前、就職活動中に織部という変な女が居た

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織部はグループ面接で、自分がどれだけ海外に行っていたかをアピールしていた。ただ、それだけだった。海外でどういう経験をしたとかどういう困難を乗り越えたとかそういう話は全くなかった。ただ行った国を並べていた。自己PRというよりは長めの自慢といった感じだった。

海外に支社を出す時お力になれます!とか言ってた。面接官は先程、今期で国内で強固な基盤を作るという話をしていた。そして織部のTOEICのスコアが310だった。何しに海外行ってたんだろう。受けてない方が評価良かったんじゃないかと思った。わかったことはもしもこの会社が海外に支社出す時、何の戦力にもならなそうな事だけだった。

グループ面接が終わり、まとまって駅まで向かう。運悪く、帰りの電車が僕だけが織部と一緒だった

海外にどれだけ行ったかを聞かれ、修学旅行でオーストラリアに行った経験しかないと伝えたらめちゃくちゃディスられた。人生を半分損していると言われた。このセリフは初めて言われた。国内旅行の方が興味があると伝えたら視野が狭い、海外に目すら向けていないのは人生半分損してると言われた。早くも1/4になった。

駅間が長い常磐線は、織部の自慢話をBGMに田舎に向けて駆け抜ける。突如、妙な提案をされた。

「メキシコに友達がいるから紹介してあげる!」

いらない。すごくいらない。紹介されてどうしろというんだ。何を話せばいいんだ。俺麻薬とかやってないからいいよと断ったらまたディスられた。「交友を日本に限定するのは本当に人生を半分損してる」と言われた。1/8。僕は日本が好きだと話したらレイシスト扱いされた。とにかくずっとしゃらくさい女だった

英語話せないから紹介とかいいよと伝えたら、「生きた英語に触れていないのは人生を半分損している」と言われた。1/16。お前生きた英語に触れ続けて310点だろと思った

ほぼ無理やりLINEを交換させられ、織部は目的の駅で降りていった。結果的に僕はメキシコ人からのLINEを待つことになった。まあいいか、せめて1/8くらいまでは取り戻したい
その日の夜、英語のアカウントから、全部英語の自己紹介が届いた。マジかよ。その中に「from Olive」と書かれていた。一見よくわからなかったが、「オリーブから紹介された」という意味だった。あいつ自分の事オリーブって言ってたのか

英語も日本語も出来る奴みたいに紹介されたらしくてすごく英語でLINEが来るのだが、僕だって英語が出来なくて浪人とかしてたのだからネイティブ相手に太刀打ちが出来るわけがない。

結果的によくわからない英語で相手を翻弄する事になり、電話したいとか言われるので全力で拒否、それだけでは悔しいので「フランス語ならいけるんだけどなー」って感じ出したところ、相手がガチのマルチリンガルだった時の絶望を、この3枚のスクショから、ぜひ、あなた達にも分かって頂きたい

 

fin

 

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 - 日記